年齢を重ねる度に増える顔のなやみの中で、一番多いのが、頬のたるみでできてしまったほうれい線が多い様です。次に、悩みとして、多いのが目尻のたるみや顎のたるみなどです。頬のたるみや目じりのたるみは、正面から自分で鏡で見て気付きやすい部分ですが、顎のたるみは、なかなか気付きにくい様です。
顎のたるみは、正面から毎日、鏡を見ているだけでは、なかなか気付きにくく、正面から鏡で見て顎のたるみに気付く頃には、だいぶたるみが酷くなっていると考えた方が良さそうです。
年齢を重ねるほど、鏡は、正面からだけでなく、自分の顔を横から映したり、斜めから映したり、様々な角度から見て、チェックすることが大事になるようです。
顎のたるみをご主人から指摘されて、自覚されたと言う30代の方が、あまりお金はかけられないので、顔ヨガと表情筋トレーニングをひたすら頑張ったと言うことで、アンケートに答えて下さいました。
日々、毎日一人で努力するのは、大変だと思います。同じ様に、節約しながら顎のたるみを解消したいと考えていらっしゃる方は、参考にしていただければ嬉しいです。
顎のたるみが気になり始めたきっかけ
顔のたるみで気になる部分は、頬のたるみによるほうれい線と二重あごになりかかっている顎のたるみ、首のシワが一番、気になる部分です。
ほうれい線と顎のたるみは、夫に指摘されて気付きました。正直、ほうれい線に関しては、自分でも気づいていましたが、そこまで酷いと思っていませんでした。
しかし、夫に「ほうれい線が深くなって、かなり酷くなっている」と言われ、更には、「顎も二重あごになりかかっている」と指摘されました。試しに、携帯のカメラで自撮りしてみることにしました。すると、ほうれい線が深くくっきり写っていました。
顎の部分も自分の顔を横から自撮りしてみると顎の下に、たるんでいる皮膚がありました。正面から見てもわからないたるみです。
自分の横顔がこんなに老け顔になっているとは・・・あまりにもショックでしばらく、落ち込んでしまいました。その他には、自分で確認できるシワが首に二本深くできています。こちらも、私には、大きな悩みの一つでした。
周りの人から何か指摘されたことはないのですが、夫に、老けたとかおばさんと言われることで、嫌な思いをしました。特に、夫は、年下なので、周囲には、若い子がたくさんいますし、常にその子達と比較されているのだと思います。
そんな夫に老けを直接的に指摘されたことは、女として見てもらえないんじゃないかという恐怖さえ感じました。また、夫に指摘されたことにより、周囲の人達も同じように思っているのではないかと思い、明るいところで人に顔を見られるのが怖くなりました。
顎のたるみ解消の為に行った対策とそのメリット・デメリット
あまり、お金をかけられない状況なので、お金をかけずにたるみを改善する方法を考えました。そこで、色々調べた結果、顔周辺の筋肉トレーニングに辿りつきました。そこからは、顔ヨガのサイトや筋肉トレーニングのサイトを見まくりました。
その中で、特に、ほうれい線と顎のたるみや首筋のシワに効果がありそうなものをいくつかチョイスしました。時間がある時は、何種類かを組み合わせて、行いますが、時間がない時や、疲れている時などは、3種類くらいで終わりにしたりします。
私が良くやっているトレーニングを紹介します。顔ヨガは、間々田佳子先生のサイトを参考にしました。
◆がまんのポーズ
- 唇を口の中に巻き込んでしっかり口を閉じます。
- 歯で唇を挟んだり、噛みしめたりせずに唇の力を使います。
- 10秒キープしたら脱力します。
- これを5回程繰り返します。慣れてきたら回数を増やしいきます。
がまんのポーズは、口輪筋が鍛えられるようです。口輪筋は、顔の他の筋肉とつながっている様なので、口輪筋がゆるむと他の筋肉もたるんでしまう様です。逆に、口輪筋を鍛えておくとたるみにくい顔になるようです。
◆ほうれい線プレスの方法
1.舌でほうれい線を内側からプレスして、口の中でグルット大きく円を描きます。口をむすんだまま、舌先に力を入れて思い切りプレスします。
2.逆回しも同様に、舌でほうれい線をプレスして、口の中で大きくグルット円を描きます。
3.唇の周りを小さく回しても効果がないです。ほうれい線に届くように、大きな円を描くようにすると舌の筋肉に効いてくるのが感じられます。
4.最初は、左右3回ずつ行いました。今は、10回ほどできるようになりました。
継続してやっていると、舌のつけ根が痛くなってきます。筋肉に効いているのがわかります。これを続けたせいか、顎の下にたるんでいた皮膚が目立たなくなってきました。
◆こめかみリフトの方法
1.左腕を後頭部に乗せて、左手の指で右のこめかみ部分を軽く引き上げます。引き上げた時にほうれい線がなくなる位置を探して引き上げます。
2.そのまま、首を左に倒します。左真横に倒します。前側に倒した方が楽なのでそうならないように気を付けます。
3.首を倒している方向に舌をつけ根から思い切り出します。舌を下向きに伸ばすと、首の内側からも筋肉が鍛えられます。
◆表情筋トレーニング
1.目を閉じて、口をすぼめて尖らせ、小鼻に力を入れて、鼻の部分に顔の全てのパーツを寄せて5秒キープします。次に寄せたパーツを全て開くようにして5秒キープします。この時、口は思い切り開きます。
2.目を閉じて眉と目を眉間に寄せて5秒キープします。その後、目を閉じたまま眉を上に開くようにして5秒キープします。
3.口を大きく開けて「あ、い、う、え、お」と叫ぶように形を作ります。
4.笑顔を作るように頬を上げながら口を横に大きく開けて5秒キープします。次に口を縦に開けて5秒キープします。
5.頬を思い切り膨らませて5秒キープします。次に膨らませていた頬を思い切りすぼめて5秒キープします。
6.口をすぼめて縦に広げ5秒キープします。笑顔を作るように横に広げて5秒キープします。
7.最後に口と顎を右側にずらすようにして5秒キープします。逆の左にもずらすようにして5秒キープします。
8.1~7を3セット行います。
上記のトレーニングは、以下を参考にしました。
上記の運動をほぼ、毎日行いました。毎日、続けていましたら、2週間ほどで、夫が「ほうれい線が目立たなくなってきた」と言ってくれました。
自分で、鏡で確認しても、確かに、目立たなくなっていると思います。また、顎のたるみが目だたなくなってきたこともうれしくなりました。
メリットとしては、とにかく、お金がかからないと言うことが一番、良いことだと思います。また、内側の筋肉が鍛えられるので、顔自体も以前より小顔になった気がします。むくみもなくなったように思います。
表情筋を鍛えることで、表情も豊かになるように思います。写真撮影も苦手でしたが、自然と笑顔が作れて、写真が撮れるようになりました。また、その顔も以前と比べると、それほど、老け顔になっていないことがうれしくなり、また、毎日、トレーニングを頑張ろうという気持ちになります。
表情が豊かになり、自然と笑顔が多くなると、夫も笑顔になってくれることが多くなりました。日々、一人でトレーニングと言うのが、辛いと言う時もありますが、それ以外に、良いことはたくさん後から返ってくるので、メリットの方が大きいように感じます。デメリットは、特にないです。
顎のたるみについては、以下の記事も参考にして下さい。
顎のたるみで悩まれている方へ
自分でトレーニングを行って感じたことは、努力をすれば、たるみも目立たなくなるんだと言うことです。特に、主婦でしたら、なるべく節約したいと思っている方が多いと思います。そういう方は、お金のかからない顔ヨガや表情筋トレーニングは、おすすめです。
毎日、一人で努力していくことが必要になりますが、その分、しっかり返ってきます。毎日、コツコツと言っても、10分ほどで終わります。お風呂に入りながらとか、ドライヤーを使いながらとか、いろいろなことをやりながらできるので、忙しい人にもおすすめの対策だと思います。
顎のたるみ解消の為に今後行いたい対策と今までのスキンケアで後悔していること
デスクワークが多いので、たるみやすい環境ではありました。また、接客ではないので、あまり、表情を意識することもありませんでした。その為、もっと早くから顔トレーニングをはじめていれば、ここまで、シワとたるみに悩まされなくて済んだかもしれません。
また、化粧を落とさずに寝てしまうことが多々あり、それも老化を助長させる原因になったかと思います。化粧を落とさなかった翌日は、鏡を見ると、やはり、たるんでいたと思います。今後は、疲れていても、クレンジングで落とすくらいはしてから、寝ようと思います。